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第31回読売書法展九州展

会場:福岡国際センター


開催日時:2014年12.5(金)~7日(日)10:00~17:00(最終日は16:00まで)


駐車場:あり


読売新聞社は1984年、読売書法会を創立し第1回「読売書法展」を開催しました。本展は、古典、伝統の書を中心とする厳格な1人1点主義の公募展で、漢字・かな・篆刻の3部門で出発。1995年に漢字とかな混じり書きの調和体部門が加わりました。発足当時の書道人口1500万人。書は大変底辺の広い分野として知られ、これをさらに振興、発展させたいとの趣旨から、厳正審査による質の向上を図る狙いでスタートしたものです。

 当時、読売新聞社社長の故小林與三次と書家の西川寧、柳田泰雲の呼びかけで、漢字、かな、篆刻の書壇指導者が結集して、第1回の書法展開催にこぎつけました。創立に尽力した当時の幹部には、漢字の青山杉雨、上條信山、小暮青風、廣津雲仙、殿村藍田、村上三島ら、かなの日比野五鳳、桑田笹舟、今関脩竹、宮本竹逕、杉岡華邨ら、篆刻の小林斗、梅舒適、吉野松石らがいました。

 第1回読売書法展の応募数は、漢字・かな・篆刻3部門計で約1万3700点。展覧会は東京、関西、九州の3会場でした。現在では、4部門(漢字・かな・篆刻・調和体)8会場(東京、関西、九州、中部、中国、四国、東北、北海道)で開催しており、第20回展を機に掲げた開催理念「本格の輝き」のもと2万7000点を超えるマンモス展に成長しました。

 読売書法展のほかにも、米国、イタリア等を巡回した「日本書法巨匠展」(1984~85年)をはじめ、10周年記念の「西川寧展」(1993年)、15周年記念の「日中書法名品展」(1998年)など、“古典・伝統の書”に関する企画を次々と行っています。また、傘下の書道団体の各種事業を後援するなど、書芸術の発展に向けて幅広い活動を展開しています。


入場料:300円


http://event.yomiuri.co.jp/shohokai/shohoten/31th/05.htm

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